浦和、デンに続き期限付き移籍中の3選手が契約満了 来季に向けたチーム改革へ

浦和が契約満了を続々発表【写真:Getty Images】
浦和が契約満了を続々発表【写真:Getty Images】

ユース出身の大城と池髙、福島とレンタル移籍中の3選手の契約満了を発表

 浦和レッズは11月24日、オーストラリア代表DFトーマス・デンが契約満了に伴って今季限りで退団すると発表したのに続き、期限付き移籍しているDF大城蛍、MF池髙暢希、GK福島春樹の3選手が契約満了でチームを離れることになったと発表した。

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 J3リーグのY.S.C.C.横浜へ育成型期限付き移籍している21歳の大城は、契約満了に伴い、「中学3年生のとき、浦和レッズ対湘南ベルマーレの試合を初めて観戦して、『俺はここでプロになる!』と心に誓ったのを鮮明に覚えています。それから埼スタでレッズのために闘うことを目標にがんばってきましたが、クラブの力になることができず非常に悔しいです。これまで最高のサポートをしてくださったクラブ関係者のみなさま、そしてどんな状況でも温かく見守ってくださったファン・サポーターのみなさまには感謝しかありません。6年間お世話になりました!行ってきます!」とコメントを残した。

 J3の福島ユナイテッドFCへ育成型期限付き移籍している21歳の池髙は、大城と同じくレッズユースの出身。「3年間ありがとうございました。浦和に戻って活躍する目標を果たすことができずに悔しいです。勝利に貢献するプレーで、ユースからお世話になったクラブに恩返しがしたかったです。また這い上がってこられるように全力でがんばります。今後も応援よろしくお願いします」と語っている。

 また、J2で昇格争いをしている京都サンガF.C.へ期限付き移籍している福島は、「今シーズン限りで浦和レッズとの契約満了となり、クラブを離れることになりました。浦和レッズでの6年間は僕にとって、とても大きな財産になりました。中でもACL決勝のアウェイの地でピッチに立ったときの興奮と感動は昨日のように思い出せます。はるばるサウジアラビアまで足を運んで声援を送ってもらえたことがどれだけ力になったか計り知れません。浦和を離れることはとても寂しいですがみなさんと過ごすことができた6年間の経験を生かして今後の人生に繋げて行きたいと思います。最後になりますが、浦和レッズに関わる全てのみなさまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!」とクラブを通じて感謝の言葉を送っている。

 浦和は元日本代表DF槙野智章、DF宇賀神友弥、デンと契約満了による退団決定が続いており、来シーズンに向けたチーム改革へ動いている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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