チリが豪雨中断にも動じずコロンビア撃破! 2大会連続アルゼンチンとの決勝でコパ連覇へ挑む

ハーフタイムの豪雨で2時間半中断も、序盤の2点を守り4強決戦を制す

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)準決勝で、チリが天候のハプニングにもめげず、2大会連続の決勝進出を果たした。雷による豪雨で約2時間30分も後半開始が遅れたものの、序盤に2得点を挙げたチリが安定した試合運びでMFハメス・ロドリゲス擁するコロンビアを2-0で下し、2大会連続となるアルゼンチンとの決勝に臨むことになった。

 チリはバイエルンで中核を担うMFビダル、コロンビアはACミランで日本代表FW本田圭佑の同僚FWバッカと、それぞれ中心選手を欠くなか、試合は前半7分に早くも動いた。チリのMFフエンサリダが右サイドを突破して上げたクロスを、コロンビアMFクアドラードが頭でクリアミスしてしまい、MFアランギスのもとへ。このチャンスをボレーで確実に仕留めて、チリが先制に成功した。

 チリの波状攻撃は続く。同11分にはGKのキックからサンチェスがキープして強烈なシュートを放つ。代表通算100試合目のストライカーの一撃はポストに阻まれたが、フエンサリダが詰めて早くも追加点をゲットした。

 その後もサンチェスが右サイドを突破してポスト直撃のシュートを放つなど、準々決勝メキシコ戦で7ゴールを挙げた破壊力を再び見せつけた。

 いきなり2点のビハインドとなったコロンビアは、24分にハメスが前線に正確なスルーパスを送り、FWマルティネスがシュートに持ち込んだが、チリGKブラボにセーブされた。ハメスは孤軍奮闘したものの、無得点のままハーフタイムを迎えた。

 

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