「失点シーンで確認した」 長友が豪州戦で感じた4-1-4-1の“メリット”と“デメリット”

長友は失点シーンを引き合いに課題を指摘

「左サイドの守備で南野が前からプレスをかける時は、(相手の)落ちたボランチかセンターバックにプレッシャーに行く。その時に微妙なポジションにいるサイドバックに(自分が)出ていくかどうか。そこの判断はすごく前半から難しい部分があった。

 失点シーンはみんなで確認してみたが、結論は僕があそこでサイドバックに出て、冨安が(長友の後ろに)ズレて、麻也がスライドができれば、問題なかったという結論になった。ただ、僕自身も縦だったら、もっと縦を切っていればもしかしたらやられなかったかもしれない。冨安もちょっと麻也と距離があったので、そこでサイドにスライドして良いか迷った。そこで選手で話したのは、冨安と麻也がズレて、全体的にズレるという話し合いはした」

 準備期間も長くないなかで採用したシステムだっただけに、試合の中で難しい対応が出てくるのはやむを得ない部分もあった。しかし、試合後にすぐフィードバックと確認が行われていることは、今後の最終予選で再びこのシステムが採用された場合に向けて前向きな要素だとも言える。この予選の中で、一つのオプションとしても精度を上げていくことが求められると言えそうだ。
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