「日本で初勝利を挙げる理由」 11戦35発の豪州代表、“最大の武器”を海外メディア分析

「これが向上すれば、ゴールはさらに増えるはずだ」と自信

 さらに、大きな武器となっているのはヘディングだという。「この11連勝の期間に挙げたゴールのうち、約半分の16がヘディングによるものだ。オマーン戦では、FWマーティン・ボイルがダイビングヘッドを決めたが、それ以外にも二つの決定機があった。そして、三つの得点機はすべてオープンなプレーから作られている。言い換えれば、FKやCKといったセットプレーに精度が欠けているが、これが向上すれば、ヘディングによるゴールは、さらに増えるはずだ」と、さらに記録を伸ばせる余地があるとした。

 長身でフィジカルの強い選手を多く擁するオーストラリア代表が、空中戦を得意としているのは、昔から変わらない。ただし、世界記録を更新した自信を持ってくる相手は、これまで以上の脅威になるだろう。すでに2敗を喫して、窮地に立たされている日本は重圧を抱えながら迎えるホームゲームで、オーストラリアに対する無敗記録を更新することはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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