細貝萌の群馬入りに社長のLINEメッセージあり 元日本代表MFの心を射止めた言葉は?

群馬に加入した元日本代表MF細貝萌【写真:Getty Images】
群馬に加入した元日本代表MF細貝萌【写真:Getty Images】

群馬は中盤のボール刈り役として期待

 J2ザスパクサツ群馬は23日、タイ1部バンコク・ユナイテッドから元日本代表MF細貝萌を獲得したことを発表した。翌24日のオンライン会見で、森統則社長は細貝にLINEで熱いメッセージを送っていたことを明かした。

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 前橋育英高から浦和レッズに加入した細貝は、2010年末にドイツへ移籍。アウクスブルク、レバークーゼン、ヘルタ・ベルリンでプレーしたのち、トルコのブルサスポルを経て、再びドイツのシュツットガルトに所属。2017~18年は日本に戻って柏レイソルで戦い、過去2シーズンはタイでプレーしていた。

 18日付けで契約したという細貝は、今年6月に35歳となったが、「まだまだ成長できると強く思っている。自分はサッカーが上手な選手ではないので、常に情熱を持ってやっていきたい。年齢はごまかせないけど、ピッチに入ったら年齢は関係なくプレーしたい」と意気込みを語った。

 最初のコンタクト自体は細貝側からアクションを起こしたというが、森社長によれば、オファーから1か月返事がなかった段階で「LINEで熱いメッセージを送らせていただいた」という。

「『今のザスパに細貝選手に経験が必要だ』『目標達成だけではなく、経験を元に群馬県全体のサッカーを一緒に盛り上げてくれ』と伝えました。その1カ月後、9月12日の夜に返事をもらって本当に感動しました」

 細貝の決断に関しては、松本大樹強化本部長も「まさか」という思いがあったと明かしている。

「条件、タイミング、本人の意思が揃わないと契約できない。大前(元紀)選手の時もそうですが、まさかという感じでした。大前選手もまさか来てくれるとは、と言っていた。基本的にボランチで考えています。ボール奪取能力、危機察知能力、居て欲しいところに細貝選手がいる。ボールを刈る選手が今のザスパに必要で、ゲームをコントロールしてほしい。ただ、ポジションを空けて待っているわけではないので、そこは勝負です」

 細貝も「最終的にこの決断で良かったと言える自信がある。そこに向かって進んでいくだけ」と語っており、苦しむ群馬の起爆剤として期待される。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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