フットサルW杯日本代表、“世界1位”スペインに惜敗も16強進出に望み 指揮官「勢い、強さを感じている」

スペインを上回る16本の枠内シュートも敗戦、FP星は悔しさ露わ「勝ち点を取れるはずの試合だった」

 残り1分40秒を切り、日本はFPオリベイラ・アルトゥールをフライングGKにしてパワープレーを仕掛けた。スペイン相手に最後まで攻める姿勢を貫いたブルーノ監督だったが、逆にパワープレー返しを決められてしまい、2-4とリードを広げられた。試合時間、残り30秒で日本は第2PKを得たものの、アルトゥールのシュートはGKヘスス・エレロに阻まれて得点を返せず。日本は2度のW杯優勝を経験しているスペインを苦しめたが、2-4で今大会初黒星を喫した。

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 W杯という真剣勝負の舞台でスペインを追い詰めた日本は、スペインの14本を上回る16本の枠内シュートを放ったが敗戦となった。星は「僕らは勝たないと意味がない。勝ち点を取れるはずの試合だったが、そこで(勝ち点)1も取れずにゼロだった。チームとして結果を追い求められなかった」と、悔しさを噛み締めた。

 続いて行われたパラグアイとアンゴラの試合は4-1でパラグアイが勝利したが、日本は得失点差でパラグアイを上回り、グループEの2位で第3節パラグアイ戦を迎えることとなった。決勝トーナメントには各組上位2チームと、各組3位から成績上位の4チームが進出できる。パラグアイ戦を引き分けても、決勝トーナメントに進出できる日本だが、ブルーノ監督は「パラグアイ戦は、グループステージ突破のカギを握るゲーム。そのカギは確実に取れるし、その感触、勢い、強さを感じている。大きな期待を持って応援して見守ってほしい。私たちは必ず勝って、グループステージを突破したい」と、次の決戦に切り替えた。

(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)



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