中国監督、黒星発進の日本に言及 「オマーンに負けると思っていなかった人が多い」

オマーンに敗れた日本代表【写真:Getty Images】
オマーンに敗れた日本代表【写真:Getty Images】

リー・ティエ監督は「日本戦は厳しい試練」と警戒

 2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の戦いが、2日に各地でスタートした。日本と同組の中国代表はオーストラリアに0-3で完敗。リー・ティエ監督は、同じく初戦で敗れた森保ジャパンについて、「日本がオマーンに負けるとは思っていなかった人が多いだろうが、これがサッカーだ」と語っている。中国メディア「新浪体育」が伝えた。

 カタールの首都ドーハでオーストラリア戦に臨んだ中国は、帰化選手のFWエウケソンとDFティアス・ブラウニング、エースFWのウー・レイらが先発するも前半24分、26分と立て続けに失点。後半にも追加点を奪われ、0-3で敗れた。

 チームの指揮を執るリー・ティエ監督は、「最初の20分間は良かったが、徐々にボールコントロールが乱れていった。守備は相手のポゼッション時に組織的に機能しなかった。自分たちよりも強い相手と対峙する際、選手たちは勇気を出さなければならない」と試合を振り返った。

 中国は7日、同じドーハで日本と対戦予定。互いに最終予選は黒星スタートとなったが、リー・ティエ監督は「日本とオーストラリアは間違いなく我々のグループの最強チーム。日本がオマーンに負けるとは思っていなかった人が多いだろうが、これがサッカーだ。9月7日の日本戦は厳しい試練であり、選手たちがアジア最強のチームに挑戦する絶好のチャンスだ」と語っている。

 選手たちに覚悟と勇気、相手を打ち負かす意思を持つように求めた指揮官。今最終予選の初勝利を巡り、中国と日本の激しい戦いが繰り広げられることになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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