ローマ移籍の英代表FW、上々デビュー戦を現地評価 「信頼してくれる監督を見つけた」

チェルシーからローマへ移籍をしたFWタミー・アブラハム【写真:AP】
チェルシーからローマへ移籍をしたFWタミー・アブラハム【写真:AP】

デビュー戦の64分間で「チェルシーでのリーグ戦42試合(1アシスト)を超える結果」

 チェルシーは今夏、インテルからベルギー代表FWロメル・ルカクをクラブ史上最高額の移籍金で獲得した。そのルカクに追われるように、下部組織出身のイングランド代表FWタミー・アブラハムはASローマへ完全移籍。新天地で早くも能力の一端を示しており、英スポーツメディア「Sportskeeda」が22日のデビュー戦を振り返った。

 ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、移籍金3400万ポンド(約51億円)でアブラハムを獲得した際に「大当たり」と予言したが、現地時間22日のセリエA開幕節フィオレンティーナ戦(3-1)で見せたパフォーマンスは、その言葉が現実になることを予見させるものだった。

 最初の見せ場は前半17分、最終ラインの裏を取ったアブラハムは、相手GKバルトォミェイ・ドロンゴフスキにエリア外で倒される。このプレーでドロンゴフスキは退場となり、ローマは早い時間帯に数的優位を得た。その9分後には、エリア内でパスを出してアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの先制点をアシスト。ローマに退場者が出て、1-1に追いつかれた後半19分には、フランス人MFジョルダン・ヴェレトゥのゴールをアシストした。

 自身のヘディングシュートがクロスバーに嫌われて、得点こそ挙げることはできなかったが、後半24分に交代するまでに2アシストを記録して、3-1の勝利に大きく貢献している。

 記事では、「チェルシーでは不運なことに十分なチャンスが与えられなかったが、ローマという新たなホームを見つけた。アブラハムは、ついにモウリーニョという彼のことを信頼してくれる監督を見つけた。ポルトガル人監督は、彼がワールドクラスのストライカーになれると見ており、それは現時点で大げさな考えとは思えない」と綴っている。

 データ分析会社「オプタ」も、「ローマでのデビュー戦、64分で2アシストを記録したアブラハムは、チェルシーでのリーグ戦42試合(1アシスト)を超える結果を早くも出した」と称えた。

 かつて放出したルカクを再獲得したチェルシーだが、アブラハムにも100億円の買い戻し条項がついている。果たして、ローマで結果を出し、モウリーニョが言う「ワールドクラス」へと進化を遂げて、古巣に買い戻される日はくるだろうか。

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