「最終目標は…」 英ブライトン移籍の三笘、欧州初挑戦へ“重要視”する点は?

三笘薫のブライトン移籍が発表【写真:Getty Images】
三笘薫のブライトン移籍が発表【写真:Getty Images】

英ブライトンの公式インタビューで欧州移籍への意気込みを語る

 プレミアリーグのブライトンは10日、川崎フロンターレからU-24日本代表MF三笘薫を獲得したことを発表した。4年契約と報じられている三笘だが、2021-22シーズンはベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍して、欧州への順応を図るという。ブライトンはクラブの公式HPで、新加入の三笘のインタビューを掲載した。

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 筑波大から川崎入りした24歳の三笘は、ルーキーイヤーの2020年にリーグ戦30試合でいきなり13ゴールを記録した。今季も20試合で8ゴールを挙げ、東京五輪サッカー男子代表のメンバー入り。大会前の怪我の影響もあり、ベンチ外の試合もあったが、3位決定戦のメキシコ戦は意地のゴールをマーク。独特のリズムトステップを生かしたドリブルで強豪を苦しめた。

 大会前から海外移籍の噂もあったなかで、プレミアリーグのブライトン移籍が決定。4年契約を結び、新シーズンはベルギーのロワイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍する運びとなった。

 自身にとって初めての欧州挑戦となる三笘は「今年はベルギーリーグで良いプレーを見せたい。1年を通してヨーロッパのサッカーに順応していきたい。重要なのは、フィジカル面で強くなること。そして、1年を通じて戦えることを示したい。ベルギーでの時間を終えたら、ブライトンに貢献したい」と、意気込みを語っている。

 また、プレミアリーグが日本で最も人気のあるリーグの一つであり、世界中のスター選手が集まっていることもインタビューで語った三笘は、自身がプレミアに強く惹かれた要因が、かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元日本代表MF香川真司の存在にあったことを明かしている。

「香川真司選手が、マンチェスター・ユナイテッドの一員になったことは、日本でも大きく取り上げられました。プレミアリーグや他のヨーロッパのリーグで活躍している日本人の先輩たちと同じように、僕も活躍できたらなと思っています」と語り、さらなる野心を続けた。

「日本人選手が、もっと注目されるような活躍を見せたいです。プレミアリーグを見ているファンの人たちは、ブライトンがどういうプレーをするか知っていて、ポゼッションを重視する戦い方を好みます。そのプレースタイルにフィットしていきたいし、チームに合流できるのが待ちきれません」

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