レアルを低迷させ、プレミア古豪を降格させた“名将”が濡れ手に粟の13億円ゲット!

伊経済サイトがベニテス監督の荒稼ぎを特集

 今季就任したレアル・マドリードを1月で解任され、途中就任したプレミアリーグのニューカッスルもチャンピオンシップ(2部相当)に降格となる散々なシーズンを送ったラファエル・ベニテス監督だが、その成績にもかかわらず今季だけで1000万ユーロ(約13億円)を荒稼ぎしているという。イタリアのサッカーと経済の専門サイト「カルチョ・エ・フィナンツァ」が報じている。

 今季からの3年契約でレアルの監督に就任したベニテス氏だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)こそ決勝トーナメントへの進出を果たしたものの、バルセロナとのクラシコでは0-4の大敗。スペイン国王杯では出場停止のロシア代表MFデニス・チェリシェフを起用して失格となるなど、チーム全体のオペレーションも迷走し、成績悪化を理由に1月に解任された。後任のジネディーヌ・ジダン監督はカリスマ性でロッカールームで選手を掌握した。終盤リーグ戦で12連勝を飾り、首位バルセロナに勝ち点1差で肉迫すると欧州チャンピオンズリーグでは就任半年で優勝の快挙を成し遂げた。ベニテス監督には実に皮肉な事態となった。

 それでも、3月には早くも次の就職先が決定する。低迷していたプレミアリーグのニューカッスルと3年契約を結び、再建を託された。しかし、チームは降格圏から抜け出すことができずに18位でフィニッシュ。来季は2部相当のチャンピオンシップからの出直しを余儀なくされた。

 

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