「耳を澄まして聞いて」 徳島スペイン人監督、日本語での指示に脚光「とてもお上手」

徳島ヴォルティスダニエル・ポヤトス新監督【写真:Getty Images】
徳島ヴォルティスダニエル・ポヤトス新監督【写真:Getty Images】

ポヤトス新監督がG大阪戦でMF岸本に指示「たける、前!」

 今季7年ぶりにJ1の舞台で戦っている徳島ヴォルティスは、ダニエル・ポヤトス新監督が指揮を執っている。Jリーグ公式ツイッターは、スペイン人指揮官が試合中に流暢な日本語で指示を飛ばしている様子にフォーカスしている。

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 過去にアトレティコ・マドリードの分析コーチや、レアル マドリードU-18監督などを経験してきたポヤトス新監督は、新型コロナウイルスの影響で来日が3月30日まで遅れた。待機期間を経て、4月17日のJ1リーグ第10節・鹿島アントラーズ戦(0-1)でようやく初采配。監督代行を務めていた甲本偉嗣ヘッドコーチから指揮官の役割を引き継ぎ、ここまで1勝2分5敗と成績は思うように伸びていないが、すさまじいスピードでチームに溶け込んでいるようだ。

 Jリーグ公式ツイッターは、「耳を澄まして聞いてみてください。徳島ヴォルティスのダニエル・ポヤトス監督の日本語での指示!!」と5月27日に行われたJ1リーグ第16節ガンバ大阪戦(1-2)のワンシーンを公開。「たける、前!」とMF岸本武流に日本語で指示を送っており、「流暢な日本語、とてもお上手ですね」と注目している。

 ポヤトス監督は8日にも、練習でシュートミスした岸本に対して「たける、なんやねん!」と関西弁で反応する様子がクラブ公式ツイッターで取り上げられ、注目を集めたこともあり、ファンからは「スペイン人監督に愛されるタケル」「リカルド(・ロドリゲス監督)もよくタケル、タケル言ってた。スペイン人が呼びたくなる名前なのか?」「流暢でいて、どこかあたたかみを感じるのです」とコメントしていた。

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