バイエルンで不遇の天才MFに”皇帝”がリバプール移籍を勧告 「私ならクロップの後を追う」

ベッケンバウアー会長が、ゲッツェのバイエルンでの未来はないと明言

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの去就問題が注目を集めている。来季新監督のカルロ・アンチェロッティ氏から戦力外通告を受けた天才児は、かつてバイエルンへの移籍によって”裏切った”古巣ドルトムント、アーセナルなどの移籍先が浮上しているが、”皇帝”からも移籍勧告を受けている。しかも新天地は、ドルトムント時代の恩師の待つリバプールと指名を受けている。衛星放送「スカイ・ドイツ」が報じている。

 70歳を迎えたドイツサッカー界の皇帝フランツ・ベッケンバウアー氏は、バイエルンの名誉会長を務めている。ジョゼップ・グアルディオラ監督から全く評価されなかったゲッツェは14日のリーグ最終節ハノーバー戦で先発に抜擢されると、2ゴールと爆発。才能の片鱗を見せつけたが、バイエルンでは未来はないという。ベッケンバウアー氏は次のように語っている。

「もしも、私が彼の立場なら居心地がいいと感じられるところに移籍するね。マリオはミュンヘンで居場所を見つけることができていないし、自分のポテンシャルを発揮できない理由も理解できていない。私なら必要とされる場所に行く。ユルゲン・クロップの後を追うね」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング