英テレビでユナイテッドでのプレー希望を再び明かす

　男子100m走の世界記録保持者のジャマイカ人ランナー、ウサイン・ボルトはマンチェスター・ユナイテッドの熱烈なファンとして知られている。ルイス・ファン・ハール監督が今季退任する条件を前提に「今でもユナイテッドでプレーしたい」とクラブへの愛情を語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

　人類最速の男は偉大なるサー・アレックス・ファーガソン元監督への畏敬の念と赤い悪魔への忠誠を誓っていた。だが、ユナイテッドでプレーすることを諦めていない。2017年にロンドンで行われる世界陸上を最後に現役引退の意向を明らかにしているボルトは「僕は何年もマンチェスター・ユナイテッドをサポートしてきた。今でも彼らのためにプレーしたいと思っているよ。ただ、もし、監督がルイス・ファン・ハールなら可能性はないかな」と断言。条件付きでサッカー選手としてのプロデビューを熱望している。

　ボルトは以前からファン・ハール監督の戦術を厳しく批判してきた。先週、ノルウェーテレビ局「TV2 Norway」のインタビューでも「彼はマンチェスター・ユナイテッドが実際にプレーしないような異なるスタイルのフットボールをする。僕らはもっと攻撃的なチームを見たいけど、彼はパスでボールを回すのを好んでいる」と指摘。さらに「彼がいい監督ではないと言うつもりはないけど、個人的にはマンチェスター・ユナイテッドには相応しくないと思う」と断罪した。