メッシは「タッグ再結成の希望を諦めていない」 旧友スアレスとの“昼食会”に英紙注目
バルセロナで一時代を築いた2人のランチを受け、英紙が独自見解「移籍交渉が進行中」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、最終節を前にお互いの夫人を交えてランチに繰り出したことがスペイン紙「スポルト」などで取り上げられた。優勝を懸けた一戦に臨むスアレスの激励がメインの目的とされるが、英紙「デイリー・ミラー」は「移籍交渉が進行中」と伝えている。
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スアレスは2014年から20年までバルセロナに在籍し、メッシとともに攻撃陣を牽引。4度のリーガ・エスパニョーラ制覇や14-15シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝などに貢献した。
プライベートでも家族ぐるみの付き合いをしていた両雄だが、昨夏にロナルド・クーマン新監督によって功労者のスアレスが構想外となり、フリーでアトレティコと2年契約を結んだ。
メッシは今季リーグトップの30ゴール、スアレスは同4位の20ゴールをマーク。優勝の可能性が潰えたバルセロナは22日に敵地でエイバル、首位に立つアトレティコは同日、優勝を懸けて敵地でバジャドリードと対戦する。その前に、首都マドリードにあるイタリアンレストラン「ヌマ・ポンピリオ」で、スアレスの妻ソフィア・バルビさん、メッシの妻アントネラ・ロクソさんとともにランチを採ったという。
優勝を目指すスアレスの“激励”がメインながら、英紙「デイリー・ミラー」は「メッシとスアレスのランチで移籍交渉が進行中」との見出しでスポットライトを当てている。
「メッシのバルセロナでの将来は不透明だが、スアレスが昨夏にカンプ・ノウを去った後も、2人の絆は揺るぎないものだった。彼らは定期的に連絡を取り合っている。メッシはスアレスの退団で傷ついたが、いつの日か世界をリードするタッグを再結成するかもしれないという希望を諦めなかった。メッシとスアレスのランチは、デュオの深い絆を思い出させ、アイコン2人がいつか並び立つのを見れるかもしれないという希望を与える」
メッシは今季限りでバルセロナとの契約が満了し、パリ・サンジェルマンとマンチェスター・シティからの関心が噂されている。一方のスアレスは、アトレティコとの契約が1年残っている状態。記事によれば、今夏に移籍金ゼロで退団可能な条項が含まれているというが、20ゴールを挙げるシーズンを送ったあとに「それを選択するかは分からない」と触れている。果たして、両者が再びチームメートになる日は訪れるのだろうか。