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元日本代表FW工藤がMLSで相手GKと顔面から激突 一時意識を失う衝撃であごを骨折、手術へ
衝突後、両チーム選手が一斉に駆け寄り、ピッチ上で緊急措置
昨季まで柏レイソルに所属し、今季からMLSのバンクーバー・ホワイトキャップスに所属する元日本代表FW工藤壮人にアクシデントが発生した。現地時間11日のシカゴ・ファイアー戦に先発出場したが、相手GKと激しく激突し、意識がもうろうとするなど非常に危険な状態となった。クラブは工藤があごを骨折したと発表し、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」でも衝突シーンを映像付きで紹介し、その衝撃の大きさを伝えている。
工藤に悪夢が訪れたのは、前半11分のことだった。柏時代から持ち味としている最終ライン裏への果敢な飛び出しで抜け出たが、相手GKと激しく接触すると、もんどり打って倒れ込んだ。衝突直後の工藤の目はうつろな表情となり、あまりの衝撃にプレー中の味方選手も相手選手も一斉に駆けつけ、心配そうにその様子を見つめていた。
「ESPN」では、この衝撃の激突シーンを映像付きで紹介。シカゴ・ファイアーのMFラズバン・コチシュのコメントも、工藤の状況を生々しく語っている。
「チームメートのジョアン・メイラが彼(工藤)に緊急措置を施した。彼は口の中に血がたまっていたから、賢明な行動だったと思う。私が着いた時、彼の舌が入った状態になってしまっていたので、舌を出し続けることに集中したんだ」
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