カバーニ、2022年6月まで契約延長 ユナイテッド指揮官「多くのものをもたらした」
他クラブ移籍が噂されるも1年の契約延長に合意「全力を尽くす」
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間10日、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニと1年の契約延長に合意したことを発表した。契約期間は2022年6月までとなっている。
34歳のカバーニは昨季限りでフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)と契約満了。その後、昨年10月にユナイテッド入りが決まったが契約は今季限りとされ、一時はアルゼンチン名門ボカ・ジュニアーズが獲得に関心を示していると報じられるなど、来季への去就が注目されていた。
ユナイテッドでは今季、ここまで公式戦15ゴールをマークしており、直近では4月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦・ローマ戦(6-2)でハットトリックを達成。また、5月7日のプレミアリーグ第35節アストン・ビラ戦(3-1)でも1ゴールを奪うなど、貴重な活躍を見せている。
そうした活躍が評価された上での契約延長決定を受け、カバーニは「今シーズン、僕はクラブ、そしてクラブが体現するもの全てに大きな愛情を抱くようになった。チームメートや舞台裏で働くスタッフとの深い絆を感じている。フィールドでのパフォーマンスで皆さんに幸せと喜びをお届けできるように全力を尽くす」と声明を発表した。
また、オレ・グンナー・スールシャール監督も同じく声明で「このチームに多くのものをもたらしたのは彼の人柄だ。エディンソンは、トレーニンググラウンドを最後に離れる選手の一人であり、日々、仕事に対する姿勢という部分でも、これからの若い選手たちに影響を与えている」と、重要な戦力であることを強調した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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