窮地でGKが大仕事!? サラゴサ守護神、後半ATの劇的弾に感慨 「信じられない」

サラゴサGKクリスティアン・アルバレス【写真:Getty Images】
サラゴサGKクリスティアン・アルバレス【写真:Getty Images】

ルーゴ戦の後半AT、GKアルバレスが劇的同点ヘッドを叩き込む

 スペイン2部レアル・サラゴサは、現地時間4月30日にアウェーでルーゴと対戦した。今季、苦戦が続いているサラゴサは、降格圏に沈む相手に後半アディショナルタイム(AT)まで1点のリードを許す展開。そんな苦しい状況を救ったのは、GKクリスティアン・アルバレスだった。試合後のコメントをスペイン紙「マルカ」が報じている。

 後半ATに入って7分、敵陣深くでセットプレーを得たサラゴサは、アルバレスもエリア内に攻め上がり、同点ゴールへの執念を見せる。スペイン人MFセルヒオ・ベルメホが左足で上げたボールは、大きな弧を描いてゴール前を横切っていく。そして、ファーポストの奥に落下したボールをヘッドで合わせたのがアルバレスだった。

 しっかりと助走をつけて飛び込んだアルバレスは、相手DFを跳ね飛ばしながら、ボールをゴールへと突き刺した。このゴールで2-2の同点に追いついたサラゴサは、土壇場で勝ち点1を持ち帰ることとなった。

 1932年に創設され、長い歴史をもつサラゴサだが、クラブの歴史上でGKが得点を決めたのは2度目のこと。サラゴサのGKによる初ゴールは、1990年に元パラグアイ代表GKホセ・ルイス・チラベルトがレアル・ソシエダ戦で決めたPKでのゴールだった。

 試合終了直後のフラッシュインタビューで、アルバレスはキャリアでの初ゴールだったことを明かし、「まだ夢を見ているようだ。ボールが飛んで来るのが見えて、あとはすべてが一瞬で起きた。どうなったのか、全くわからない。たった今、起きたことがまだ信じられないよ」と語った。

 Jリーグでも数々のGKゴールが生まれてきたが、2014年11月30日に行われたJ1昇格プレーオフ準決勝で、当時モンテディオ山形のGK山岸範宏が頭で決めたものは印象深い。1-1で迎えた後半アディショナルタイム、山岸はJ史上初となるGKによるCKからのヘディング決勝弾をマーク。これで勢いづくと、山形はプレーオフ決勝でもジェフ千葉に1-0で勝利してJ1昇格を果たし、天皇杯でも決勝進出を果たした。

 この山岸のゴールを想起させる一撃で、敗戦を免れたサラゴサ。シーズン開幕前には日本代表MF香川真司を契約解除にし、シーズンが始まると結果が出ず、多くの混乱が見られたクラブは、14年の山形のようにこの一撃で勢いづけられるだろうか。

(Football ZONE web編集部)


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