ビッグクラブからオファー殺到も、記者の質問に断言か

　レスター・シティ優勝の立役者でプレミアリーグ選手協会の今季MVPに選出されたアルジェリア代表MFリヤド・マフレズは、バルセロナなどメガクラブが争奪戦を展開すると報じられるなか、来季の残留を明言。メガクラブからの誘惑を一蹴する男気を見せた。

　マフレズは2014年にフランス2部ル・アーブルから約6000万円の移籍金で加入。ストリートサッカーで鍛え抜いた叩き上げのMFは、圧倒的なテクニックを武器にレスターの堅守速攻スタイルの核となった。米メディアから「魔術師」の異名を授かったほどの実力を見せ、今季リーグ戦17得点11アシストと大活躍を見せた。今季チームの全67得点の約42％を、このレフティーが生み出している。

　一気にブレークしたマフレズにはバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルが獲得に乗り出していると地元メディアが再三報じている。イングランド国内外から複数のオファーが届いており、争奪戦となっていたが、マフレズは男気を見せた。