マンUフェルナンデス、週給3000万円の5年契約延長を保留 ポグバの契約延長を要求か
ポグバが残留するチーム状況なら契約延長を考える姿勢
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、昨年1月の加入から今では不可欠な存在となっている。クラブはもちろん契約延長を望んでいるが、本人はフランス代表MFポール・ポグバがチームに残らなければ、サインをしない可能性があるという。英紙「ザ・サン」が伝えた。
2020年1月にポルトガルの強豪スポルティングCPから5500万ポンド(約83億円)でユナイテッドに移籍したフェルナンデスは、すぐにレギュラーの座を奪取すると、リーグ3位フィニッシュに貢献した。今季はここまでリーグ戦32試合で16ゴール11アシストをマークし、ユナイテッド加入以降にチームが獲得した勝ち点は「98」。チームはリーグ戦で2位につけており、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では準決勝進出と躍進している。
「ザ・サン」紙は今年3月、ユナイテッドがフェルナンデスにこれまでの2倍近い、週給20万ポンド(約3000万円)相当の5年契約をオファーしたとレポート。しかし、フェルナンデスはこの時、クラブに今夏の移籍マーケットでドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドとイングランド代表MFジェイドン・サンチョ獲得の意欲があると確認するまでは、話し合いに応じる意向はないと報じられていた。
ところが、今回の記事によると、フェルナンデスは来季のタイトル獲得に向けたオレ・グンナー・スールシャール監督のプランのなかで、ポグバの将来も保証されることを要求。ポグバがこれまで以上にチームに馴染んでおり、クラブが正しい方向へ進んでいると確信しているという。
実際、現行契約が2022年6月までとなっているポグバの契約延長の可能性はすでに浮上している。ただ、英紙「デイリー・スター」の報道によると、ポグバの要求する額が「最低でも週給50万ポンド(約7500万円)」と超高額でユナイテッドは応じるかどうかと伝えられていた。
フェルナンデスの契約延長は、ポグバの去就にかかっていると言っても過言ではない状況。果たして、ユナイテッドは両選手と契約延長となるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)