アタランタDF、C・ロナウドにユニ交換を拒否された“傷心経験”に同僚が爆笑ドッキリ

DFロビン・ゴセンスとユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images & AP】
DFロビン・ゴセンスとユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images & AP】

ゴセンスは2019年1月にロナウドにユニフォーム交換を申し出るも失敗

 ユベントスの世界的スーパースター、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにユニフォーム交換を断られ、「恥ずかしい思いをした」というアタランタのドイツ代表DFロビン・ゴセンスに対し、チームメートが“爆笑ドッキリ”を仕掛けた。英紙「デイリー・スター」が伝えている。

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 サッカーでは試合後、選手がお互いの健闘を称え合うためにユニフォーム交換をすることがあり、特にロナウドやアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)のユニフォームは人気。ゴセンスもその1人で、アタランタが3-0で勝利した2019年1月のコッパ・イタリア準々決勝後に憧れのロナウドにユニフォーム交換を申し出たという。

 ゴセンスは、「試合終了の笛が鳴った後、僕はみんなの元へ行って(勝利を)祝うこともせずに彼のところへ行ったんだ。だが、ロナウドは受け入れてくれなかった。『クリスティアーノ、あなたのユニフォームをもらえないですか?』と聞いたんだけど、彼は私の方を見向きもせずに、ただ『ノー』と言った」と当時を振り返った。

「本当に恥ずかしくて、顔が真っ赤になったよ。僕はその場を離れたけど、肩身が狭く感じた。何か恥ずかしことが起きると、周りを確認して誰も見ていなかっただろうなと思うような瞬間があるだろう。まさにそんな感じで、誰にも知られないようにしたかった」

 そんなゴセンスの傷心を知ったチームメートは、ロッカールームでドッキリを決行。SNSに投稿された動画では、ベンチに座り、オランダ代表DFハンス・ハテブールからのプレゼントを開けたゴセンスが中身を見るなり大爆笑。プレゼントはロナウドの名前の入った背番号7のユベントスのユニフォームで、ゴセンスはユニフォームを広げると笑いが止まらず、プレゼントのシャツを頭に乗せて「やられた」というような表情を見せている。そして、チームメートに「ついにユニフォームを手に入れたね」と言われると、笑いながら頷き、ハテブールと固い握手。最後は笑いすぎで出た涙を手で拭く様子が映されていた。

 約2年越しで“夢”が叶ったゴセンス。アタランタは現地時間18日のセリエA第31節でユベントスと対戦するが、今度は本物のユニフォームを手にすることができるだろうか。

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