「サッカーを知らない人間が現場介入」「非常に政治的」 マンC指揮官が古巣レアルを痛烈批判

「イングランドは完璧だ」

 レアルを追われるようにして去ったチリ人指揮官は、2013-14シーズンにシティの監督に就任し、チームにパスサッカーを注入した。オイルマネーで潤うチームの補強策とともに、サポート態勢がレアル時代と段違いだと説明する。

「イングランドでのコーチ経験は、今までに感じたことのないものだ。組織は完璧で、サッカー自体もファン、テレビ、多くの人々からの支援も素晴らしい。ファンもクラブをサポートしてくれる――スペインよりもはるかにね」

 現在、ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアルはリーガ10連勝を飾って首位バルセロナに肉薄し、CLでも6大会連続ベスト4入りを達成している。しかし、危ういバランスで成り立っている”白い巨人”に対して、「0-0のドローで終わろうとベルナベウに乗り込むつもりはない。彼らにプレッシングを仕掛けて、ゴールを奪う」と、ペジェグリーニ監督は自信をのぞかせた。来季ジョゼップ・グアルディオラ監督の就任が発表されているため、今季限りでシティを去る指揮官は、因縁の古巣を倒して、クラブ史上初の決勝進出を果たすと意気込みを見せている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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