欧州制覇に挑むジダンが”必然”のレスター優勝に賛辞 「サッカー界にはどんな奇跡もない」

CL準決勝レアル対マンC戦の前日会見で語る 「タイトルに値するチームだ」

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督も、レスターの創設132年でのプレミアリーグ初優勝に刺激を受けているようだ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦マンチェスター・シティ戦の前日会見に臨み、「サッカー界にはどんな奇跡もない」と語ったとスペイン紙「AS」が報じている。

 2シーズンぶり11度目の欧州ナンバーワンの座を目指すレアル・マドリードは、4日(現地時間5日)にシティとの第2戦に臨む。ジダン監督はここ3試合連続で欠場が続き、負傷の影響が心配されるFWクリスティアーノ・ロナウドについて、出場こそ明言しなかったものの「彼はトレーニングができるほど良くなっている。100%の状態だ」と語っている。

 会見ではそんなフランス人指揮官に向けて、「レスターが果たした奇跡のプレミア初優勝をどのように捉えているか」との質問が飛んだ。するとジダン監督は、以下のように語っている。

「サッカー界にはどんな奇跡もない。レスターはラニエリ監督の下でファンタスティックなシーズンを送り、私自身も幸せだ。彼らが初となるリーグチャンピオンを獲得したのは見事なことだし、彼らはタイトルを戴冠するに値するチームだった」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング