久保・三笘・三好、“タレント揃い”2列目不発の理由を選手の言葉から“分析” 「前半はグダグダ」

左サイドの川崎コンビで打開を試みるも… 「崩していくのは難しい」

 左サイドには三笘が入り、人数をかけて打開を試みたが相手も組織的な守備で対応。中央のスペースがなく、前半は攻撃が停滞する時間帯もあった。反対にアルゼンチンは先制点を奪ってから自分たちのサッカーを捨てて、日本の攻撃に合わせて守備をする“臨機応変さ”を見せた。戦い方もずる賢くしたたかで、日本の長所を消していた。相手の隙を突くことができたのは、後半になってから。三好は三笘を生かすためにも素早い対応が必要だったと語る。

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「特に薫と(旗手)玲央のところは川崎で狭いところでも崩していくという自信を持っていたと思うけど、南米相手だと基準が速いなか崩していくのは難しい。それは試合の中で感じないといけなかったし、自分も伝えないといけなかった。うまく全員が試合の流れを読みながら伝えながらやることができればもっと全員の特徴を出すことができた。自分もあそこでボールを引き出すことができればチャンスを作ることができたと思うので、そこはチームとして課題だし、個人としても要求はしていきたいな、と」

 久保も「もっと幅を作って速いテンポでパスを回すと、日本のアドバンテージができると思う」と瞬時に攻撃の引き出しを増やす必要があったと反省した。

 それでも、今回は南米1位通過し、金メダル候補のアルゼンチンと高いレベルで試合ができたことが収穫。日本に足りなかった点を改めて再確認できた。海外組も招集しての親善試合は1年4カ月ぶり。前回の19年11月に行われたU-22コロンビア代表戦(0-2)での完敗から着実に経験を積み重ねている。明らかになった課題と向き合い、まずは中2日で迎えるU-24アルゼンチン代表との再戦に臨みたい。
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