浦和、“安定”の立ち上がりから一変…5失点の“守備崩壊” 指揮官嘆き「足元のプレーが…」

試合後に選手と共にピッチを歩く浦和のロドリゲス監督(写真左側)【写真:Getty Images】
試合後に選手と共にピッチを歩く浦和のロドリゲス監督(写真左側)【写真:Getty Images】

浦和は川崎戦で0-5の大敗 ホームで5失点は2013年C大阪戦以来8年ぶり

 浦和レッズは21日のリーグ第6節、川崎フロンターレをホームに迎えたゲームで0-5の敗戦を喫した。昨季は2度の6失点があったものの、ホームでの5失点は2013年の最終節セレッソ大阪戦(2-5)以来。シーズンで最も良いと思われた試合の入りから、落差があまりにも激しかった。

 昨季まで徳島ヴォルティスを率いたリカルド・ロドリゲス監督が就任した浦和は、選手では約3分の1が昨季から入れ替わった。戦術的にも攻撃的に変化した感があるだけに再スタートの印象も強くなっているが、リーグ開幕5試合では1勝2分け2敗、特にセットプレー絡みのみの3得点と課題が残った。

 しかし、昨季王者を迎えたこの日は立ち上がりから好ゲームを展開した。浦和のロドリゲス監督も「立ち上がりの入りはすごく良かったと思います。我々がしっかりとボールを持って試合をコントロールして、支配できていた時間も結構あった」と話したが、川崎の左サイドバックを務めたDF旗手怜央が「前半は相手のサッカーがすごい良く、自分たちが動かされていたシーンがあった」と話したことからも、それはピッチ上の共通見解だったと言えるだろう。

 そうした意味では、前半終了間際にマイボールのスローインからショートカウンターを受けて失点したことは痛かった。この少し前の時間帯から、浦和は飛ばし気味に入った立ち上がりの反動で、相手の最終ラインを下げるような動きができなくなってきていた。それでも、ハーフタイムに0-1で入った時点では、後半に勝負がもつれ込んだというだけの試合だった。

 しかし、後半が始まると4分、6分、8分と悪夢のような立て続けの3失点となった。その中でチームの3点目を決めた旗手は「相手のサイドバックとセンターバックの間が空くという情報が入っていた」と話したように、浦和の守備組織全体の弱点はあった。だが、それよりもチーム全体がガックリと膝を折ったように、立て直すことなくズルズルといってしまったことの方が問題だろう。

 ロドリゲス監督は「今後その映像を見ていかないといけないが、今(の時点で)は説明できないことが起こってしまったと思っている」と、ピッチ上の崩壊に手を打つ暇もなかった。

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