「うますぎる」 浦和の19歳MF武田英寿、華麗な“連続切り返し”に称賛「期待の星」

浦和レッズでプレーするMF武田英寿【写真:Getty Images】
浦和レッズでプレーするMF武田英寿【写真:Getty Images】

10日の横浜FC戦に途中出場、キレのある動きでスタジアムを沸かせる

 浦和レッズは10日のJ1リーグ第3節で横浜FCと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めて今季公式戦4試合目で初勝利を手にした。今季就任したリカルド・ロドリゲス監督にとっても初白星となったなか、後半途中から出場したプロ2年目の19歳MF武田英寿が見せたワンプレーが、「鳥肌もん」「キレが凄すぎ」など反響を呼んでいる。

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 6日の前節サガン鳥栖戦に0-2で敗れた浦和は、今季初勝利を目指して埼玉スタジアムに横浜FCを迎えた。序盤から両者が相手の出方を窺う試合展開となったが、前半37分にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での確認を経て与えられたPKをFW杉本健勇が決めて先制。さらに前半45分にもPKを獲得した浦和は、今度はMF阿部勇樹がキッカーを務めて成功させ、リードを2点に広げた。

 後半に入って選手を入れ替えるなか、同32分に武田がMF小泉佳穂と代わりピッチへ。3試合連続の途中出場となった19歳レフティーは、投入直後の同33分に魅せる。敵陣右サイドでのボール奪取から武田が縦にボールを運び、杉本とのワンツーで抜け出す。マーカーが1人ついてくるが右足のキックフェイントで中に切り込むと、ペナルティーエリアに入ったところで今度は左足で縦に切り返して翻弄。最後は右足でグラウンダーのマイナスクロスをDF山中亮輔に通すが、シュートは相手守備陣に阻まれた。

 得点には至らなかったものの、華麗なテクニックを駆使したチャンスメークのシーンを、DAZN公式ツイッターが「浦和 #武田英寿 の切り返しにスタジアムがどよめく」と綴り投稿。ファンからは「期待の星」「うますぎる」「スタメンで見たい」「半端ない切り返し」「鳥肌もん」「キレが凄すぎ」といった武田の技術に対する称賛のほか、「切り返しした後にマイナスでのクロスはスゴい」など視野の広さにも感嘆の声が上がっている。

 ルーキーイヤーの昨季はリーグ戦に3試合出場し、今季は開幕から3試合連続で途中出場。まだプレー時間は限られているものの、ファンの期待は着実に高まっているようだ。

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