- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 同点弾の清武が今季4度目のMOM選出も… ハノーバーは降格崖っぷち
同点弾の清武が今季4度目のMOM選出も… ハノーバーは降格崖っぷち
ブンデス公式サイトが発表 今季4ゴール目で救世主ぶりを発揮したが…
ハノーバーの日本代表MF清武弘嗣が、またもチームの救世主となった。23日に行われたブンデスリーガ第31節インゴルシュタット戦(2-2)で、貴重な同点ゴールを決めたチームの背番号10は、今季4度目となるブンデスリーガ公式サイト・ドイツ語版のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。
清武は1-2で迎えた後半37分に、左サイドからのクロスに左足でうまく合わせてゴールネットを揺らした。後半戦初ゴールの清武は、これが今季4得点目(6アシスト)だった。チームもここ3試合を1勝2分と粘りを見せ、清武はその3試合で1得点1アシストと結果を残している。
MOMは今季4度目の獲得で、日本人選手では最多となった。今季6勝(4分21敗)を挙げているハノーバーだが、そのうち清武不在時に挙げたのはわずか1勝のみ。今季から背番号10を背負う男の存在は、チームでも絶大なものとなっている。
日本代表DF酒井宏樹もゴールを決めるなど、ハリルジャパンで活躍する2人が奮闘して貴重な勝ち点1を手にしたハノーバーだが、チームはいまだ最下位に沈み、残留は厳しい状況となっている。
降格を免れる唯一の条件は、勝ち点差9で16位につけるブレーメンが残り試合を全敗、かつ8差ある得失点差をひっくり返したうえで残留プレーオフで勝利する、というもの。ハノーバーの残り試合は7位シャルケ、14位ホッフェンハイム、首位バイエルン・ミュンヘンとなっている。さらに5差で17位のフランクフルトが未消化の今節を含む4試合を残しており、こちらの結果も条件を左右することになる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images