「カッコ良すぎる」 34歳長友、高速クロスで仏1部“初アシスト”に反響「不死鳥」
ナント戦でパイェの同点弾を演出、マルセイユ移籍後初アシストをマーク
マルセイユの日本代表DF長友佑都は現地時間19日、リーグ・アン第26節ナント戦(1-1)に先発出場し、ピンポイントクロスでMFディミトリ・パイェの同点ゴールを演出した。フランス移籍後初アシストとなったなか、その映像が投稿されると、ファンからは「不死鳥長友!」「結果残して見返すのカッコ良すぎる」と称賛の声が上がっている。
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昨季限りでトルコの名門ガラタサライとの契約が満了した長友は、夏の移籍市場でフランスの強豪マルセイユに加入。バックアッパーとしてチームに合流した長友だったが、左サイドバックの主力であるDFジョルダン・アマヴィが負傷したこともあり、昨年12月から徐々に出場機会を増やしていた。
そうしたなかで迎えたナント戦で、長友が魅せた。0-1で迎えた後半24分、マルセイユはビルドアップからMFヴァランタン・ロニエがドリブルで持ち上がり、左サイドでフリーになった長友へパスを送る。このボールに抜け出した34歳のサイドバックは、ダイレクトで左足を振り抜いて鋭いクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだパイェがジャンプしながら右足インサイドで合わせてネットを揺らした。
この華麗な連係からのゴールシーンを、「DAZN」公式ツイッターが「移籍後初アシスト 左足のピンポイントクロスでパイェの同点弾をお膳立て」と綴って投稿すると、ファンが反応。「不死鳥長友!」「素晴らしいクロス」「結果残して見返すのカッコ良すぎる」「最初のトラップも上手い」といった賛辞のほか、クロスの質やコースが「アジア杯のピンポイントクロスを彷彿」「アジアカップを思い出す高速クロス」など、2011年アジアカップ決勝オーストラリア戦(1-0)での、FW李忠成の得点シーンを彷彿とさせるアシストだったとの声も多く上がっていた。
アンドレ・ビラス・ボアス監督が今月突如辞任するなど、激震に見舞われるマルセイユ。元チリ代表監督であるホルヘ・サンパオリ氏の就任が有力視されるなか、不屈のDF長友がレギュラーポジションを確保できるのかが注目される。