シント=トロイデン移籍の橋岡大樹、初の海外挑戦で挙げた目標と課題は?

契約は2022年6月末までの期限付き移籍【写真提供:©STVV】
契約は2022年6月末までの期限付き移籍【写真提供:©STVV】

現状の3バックなら右ストッパーとウイングバックでの併用が濃厚

 一方で、「チーム状況でサイドをやることもあると思うけど、そこは今までやってきているので、まずは試合に出るのが大切」とも話し、まずは出場機会に貪欲になる構えだ。会見に同席した立石敬之CEOもまた、「今の3バックのままなら、右のセンターバックとウイングバックの両方にトライさせると思う。本来、今の監督が望んでいるのは4バック。どこかでそうしたいと思っていると思うので、まず橋岡と話しているのはどのポジションでも試合に出よう、体感しようということ」と語った。

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 契約に関しては、2022年6月末までの期限付き移籍。実質的に、今季後半と来季1シーズンで結果を残すことが求められる。立石CEOは「シーズン中で、コロナ禍でもある。正直、完全移籍としての投資、今は思い切ったことがなかなかできない。ローン(期限付き)という形でお互いに、浦和さんとすれば成功してほしいと思うでしょうけど、そうでない時にも浦和に戻ってきてほしいはず。今やれる最善を考えた結果、こういうことになった」と舞台裏を明かした。

 現在は「しっかりした隔離期間があるので、ビザが降りればすぐにでもトレーニングに参加。おそらく1週間くらいすれば合流できると思う。こういう状況で正確なことは言えないが、そのように進めている」(立石CEO)という状況で、「まだ直接、会ってはいない。話もしていない」(橋岡)という、新型コロナウイルスの影響の大きさも感じるなかでの海外移籍となったが、まずは今季の後半戦でチームの戦力になり得ることを示したいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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