開幕から2戦連発の本田にイタリア地元3紙はいずれも「7点」以上の高評価 ヘディング弾に「最高に美しい動き」

 

イタリア三大スポーツ紙がいずれも絶賛

 

 14日の敵地パルマ戦(5-4勝利)で1得点1アシストと活躍したACミランの日本代表MF本田圭佑が辛口で知られるイタリア三大スポーツ紙から2試合連続で満場一致の高評価を受けた。今季2点目のヘディング弾は「最高に美しい動き」と絶賛されている。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は7点と合格点。寸評では「ジャック(ボナベントゥーラ)へのアシスト、最高に美しい動きのあるヘディングは明らかに研究の成果。それからしばし、遠のいた(孤立し、なじめない時間があった)が、ゲームにまた入った。役立つように動きを取り戻した」と伝えている。

 ボナベントゥーラの先制点を演出した左アウトサイドでのアシスト、そして右サイドのアバーテからのクロスにしなやかに躍動したヘディングシュートは修練の成果と高い評価を受けた。一方で試合から消える時間もあったと指摘されている。日本代表での2試合にフル出場し、日本とイタリアの往復というスタミナ面の消耗も影響したかもしれない。

 シュートはゴールを決めた1本。ドリブル突破は1度試み、成功。前線への縦パスは5回成功したとのデータも紹介されている。本田の7点はアバーテと並ぶチーム2位の高評価。MVPは2得点を決め、ゲームメーク、クロスなど抜群のプレーを見せた元フランス代表FWジェレミー・メネズの8点だった。

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