ドルトムントは香川出場のリーグ戦は26戦連続無敗 クロップ監督も「彼のゴールへの嗅覚は健在だった」と絶大な信頼

 

マンUからの復帰戦でドルトムントでの公式戦通算30得点目を記録

 

 ドルトムントのユルゲン・クロップ監督がマンチェスター・ユナイテッドからの復帰戦となった13日のフライブルク戦でいきなりゴールを決めたMF香川真司の決定力を称えた。ドルトムントの公式サイトが伝えている。

 マンUから移籍市場閉幕直前に3シーズンぶりに復帰した香川は前半41分、カウンターのチャンスから右足でゴールを決め、2点目を挙げた。

「彼のゴールへの嗅覚は健在だった」

 後半19分に交代した香川の正確なフィニッシュを指揮官は絶賛した。香川はドルトムントで公式戦通算30得点となった。チームも3-1で勝利し、香川の出場したリーグ戦は26試合で無敗が続いているという。

「シンジがかつての自分自身を取り戻せる環境であることに気づいてもらうことができたと思う」

 欧州屈指の名将はこう語った。

 香川はマンチェスターUではデイビッド・モイーズ元監督とルイス・ファン・ハール監督から評価されずに、出場機会を手にすることができなかった。その日本人MFをトップ下で重用したクロップ監督はマンUでサイドハーフとして苦労する姿に、「涙を流してしまった」と語るほど寵愛している。指揮官の絶対的な信頼の下、香川が欧州屈指の攻撃的MFと恐れられたかつての自分を取り戻す。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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