「15秒石化」の衝撃 レアル守護神、「壊滅的バッドパス」での失点に贔屓記者も沈黙

痛恨のミスにより失点してしまったレアルGKティボー・クルトワ【写真:AP】
痛恨のミスにより失点してしまったレアルGKティボー・クルトワ【写真:AP】

ヴァランからのバックパスを処理するもパスミスを犯し、勝負を決定づける2点目を献上

 レアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワは、現地時間28日のリーガ・エスパニョーラ第11節アラベス戦(1-2)で相手に“アシスト”してしまう凡ミスを犯し、海外メディアでも反響が拡大している。

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 レアルは前半4分、スペイン代表DFナチョがペナルティーエリア内でハンドを犯してPKを献上。クルトワは相手FWルーカス・ペレスのシュートに反応するも、ボールには触れられず先制を許してしまう。

 クルトワは前半24分にカウンターを受けたピンチを左手一本で防ぐ好セーブを見せたが、後半4分に名手らしからぬミスを犯してしまう。

 フランス代表DFラファエル・ヴァランからのバックパスを受け、クルトワはブラジル代表MFカゼミーロへのくさびを狙ったが、コントロールが乱れて、ボールは相手FWホセルの元へ。そのままペナルティーエリア外からグラウンダーのシュートを流し込まれ、痛恨の2失点目を喫した。直後には、ピッチを叩いて悔しさを露わにしたほどだった。

 ベルギースポーツチャンネル「SPORZA」は、「クルトワのミスはレアルの息の根を止めた」と言及すれば、オーストリア紙「Kronen Zeitung」も「壊滅的なバッドパス」と報道。スペイン紙「AS」では、レアル寄りのジャーナリストであるトマス・ロンセロ氏が、クルトワの失点シーンの衝撃で「15秒石化」したと伝えている。

 クルトワはベルギー代表の一員として参加した11月のUEFAネーションズリーグでもトラップミスから失点しており、“苦い”一カ月となってしまった。

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