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過密日程を戦うドルトムントに痛手 セルビア代表DFが今季絶望に
スボティッチが腕の血栓症により欠場とクラブが発表
ドルトムントのセルビア代表DFネヴェン・スボティッチが腕の血栓症のため、シーズンの残り試合すべてを欠場するとクラブが発表。4月は最大で9試合戦う可能性があるなど総力戦が予想される終盤戦に向けて大きな痛手を負うこととなった。クラブが公式サイトを通じて発表している。
スボティッチは、トーマス・トゥヘル監督の下で絶対的なレギュラーというわけではない。しかし、2008年からドルトムントでプレーし、10-11、11-12シーズンのリーグ2連覇をはじめ、ユルゲン・クロップ前監督時代は守備の要として君臨した実力者だ。特にこのリーグ最終盤に向かう時期での離脱は、大きな意味を持つことになる。
日本代表MF香川真司も所属するドルトムントはリーグ戦27節を戦い終えて、首位バイエルン・ミュンヘンと勝ち点差5の2位。DFBポカールでベスト4、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト8とここまでは充実のシーズンを送っている。
しかし、今季はELを予選から戦っていることも影響して前半戦から試合数を多くこなしてきた。この終盤戦、2月は7試合、3月も6試合を戦った。その上、多くの選手は3月に代表戦も戦っているため、各選手の疲労は溜まるばかりだ。
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