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マインツ武藤に悪夢再び 右膝故障再発で「シーズンは終わった」
独紙報じる 前半戦7得点でマンUオファーも…
悪夢が繰り返される結果になってしまったようだ。ブンデスリーガ、マインツの日本代表FW武藤嘉紀は2月6日のハノーバー戦で右ひざの外側側副じん帯損傷により離脱していたが、先日チーム練習に復帰していたばかりだった。しかし、ドイツ紙「ビルト」が故障の再発と今季絶望の可能性を報じている。
同紙によると、現地時間30日午前のトレーニング後に、右膝に厚いテーピングを巻いた状態で松葉杖をつき、マインツ大学病院へと向かったとされている。そして、「恐らく残り試合のメンバーから除外されることになり、武藤のシーズンは終了した」との見通しを報じた。
今季がブンデスリーガ初挑戦となった武藤は、2月6日のゲームまででリーグ20試合に出場して7得点でチーム内の得点ランクでも2位。10月31日のアウグスブルク戦ではハットトリックを決めるなど、デビューシーズンで一気にブレークした。イングランド名門マンチェスター・ユナイテッドも獲得に乗り出すと報じられていたが、不運な負傷の再発で、これが今季の個人的な最終成績になってしまう可能性が浮上している。
日本代表にとっても痛手だ。スピードとパワーを持ち合わせる成長株はハリル・ジャパンでも定位置を確保しようとしていた。来シーズンと、9月にスタートする2018年ロシアワールドカップに向けたアジア最終予選に向けて万全の状態に戻ることが期待される。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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