エバートン、ユーベ“構想外”ケディラ獲得の可能性浮上 アンチェロッティと再タッグか
プレミア行きが噂される33歳ケディラ、アンチェロッティ監督も評価
イングランド・プレミアリーグのエバートンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、イタリア王者ユベントスで出場機会を失っている元ドイツ代表MFサミ・ケディラを冬の移籍市場で獲得する可能性が浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
ケディラは今季から就任したアンドレア・ピルロ監督の構想からシーズン前の時点で外れ、高額年俸の負担を避けたがったユベントスから契約解除を持ちかけられたが、拒否したとされる。その状況に、ユベントスではチーム練習への合流は許されているものの、試合のメンバーに入ることはない状況でこれまで過ごしている。
イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、ケディラによる「プレミアリーグでプレーするのが夢だ」というコメントと同時に、エバートンとトッテナムが獲得に動く可能性を報じた。
そして、「カルチョメルカート・コム」では、エバートンを率いるアンチェロッティ監督のコメントを伝えた。ケディラのことは、スペインの強豪レアル・マドリード時代に監督として指導した経験がある。
「ケディラに関してはレアル・マドリードでの素晴らしい記憶がある。素晴らしいプロフェッショナルだ。彼と仕事をすることになれば、それは好ましい」
ケディラは33歳になったとはいえ、2014年ワールドカップ(W杯)の優勝やレアルでのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験している。半年間のブランクさえ埋めることができれば、プレミアリーグでのプレーに順応できる要素があるのは間違いないところだが、冬の移籍市場の期間に状況は変化するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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