ブラジル代表・ドゥンガ監督がマイコンを“追放” 「深刻な規律違反」と激怒

 

ファビーニョを追加招集

 

 ブラジル代表のドゥンガ新監督が現役時代と変わらぬ闘将ぶりを見せつけた。ローマのDFマイコンは6日、マイアミで行われた新生セレソン初陣となるコロンビア戦でフル出場し、1-0勝利に貢献した。だが、ドゥンガ監督は「深刻な規律違反があった」と激怒。マイコンを代表チームから外し、9日にニューヨークで行われるエクアドル戦でマイコンの出場を禁じたという。

 米スポーツサイト「ESPN」によると、代表のゼネラルコーディネーターのジルマール氏は「マイコンの代表への貢献に感謝しているが、彼はコーチングスタッフにより代表から外されることになった。これは内輪の問題で私は答えるつもりはない。これに関する質問をしないでくれると助かる」と語ったとされる。

 マイコンをチームから追放したドゥンガ監督は、モナコDFファビーニョを緊急招集。「ファビーニョがモナコからこっちに向かっている。いつ彼がこちらに到着するか待っているところ」とジルマール氏は説明している。ドゥンガ監督にとって2度目の代表監督は、“らしさ”が際立つ始まりとなった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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