C・ロナウド、2戦連続の“守備さぼり”を海外メディア指摘 「カタツムリのようなテンポ」
前半43分、ラツィオが自陣でボールを回すもロナウドとモラタはプレッシャーをかけず
ユベントスは現地時間8日、セリエA第7節ラツィオ戦で1-1のドローに終わった。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと新加入のスペイン代表FWアルバロ・モラタが2トップを組んだが、試合中のあるワンシーンが海外メディアで注目されている。
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ユベントスは前半15分、コロンビア代表MFフアン・クアドラードのクロスを中央で待ち受けていたロナウドが押し込んで先制。しかし、ロナウドは右足首捻挫で後半31分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとの交代でピッチを退き、チームはアディショナルタイムに追いつかれて敵地で勝利を逃した。
王者ユベントスにとっては悔しいドローとなったなかで、注目されているのが前半43分の場面だ。ペナルティーエリア内でパスを受けたロナウドは、強烈な右足シュートを放ったが惜しくもクロスバーを直撃。自分の中で“入った”という確信があったのか、両手を広げて何度も悔しさを露わにした。
その後、ラツィオが自陣でボールを回すが、ユベントスの最前線に位置するロナウドは歩いてボールマンにプレッシャーをかけず。同じく2トップのモラタもプレッシャーをかける素振りすら見せず、ゆっくりと歩きボール方向に反転する動きが偶然にもロナウドとまったく同じとなった。
オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」は、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節ディナモ・キエフ戦(2-1)でまったくプレッシングを掛けない姿が呼んでいたことになぞらえ、「カタツムリのようなテンポでロナウドが動き、メッシを模倣」との見出しで取り上げている。