まさかの人物がファン・ダイクの代役に!? 英紙が緊急提言「クロップに答えを提示している」
主将ヘンダーソンがCBにコンバート? クロップ監督も示唆「マスチェラーノより小さくはないが…」
リバプールは昨季30年ぶりのリーグ優勝を達成したが、今季は序盤にして守備の要を務める絶対的なディフェンスリーダーのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが長期離脱を強いられている。さらに代役のブラジル代表MFファビーニョも負傷する事態となっているが、英紙は深刻なセンターバック(CB)不在の事情に驚きのピンチヒッターを挙げている。
昨季は他の追随を許さぬ強さで30年ぶりのリーグ優勝を達成したリバプールだったが、17日に行われたリーグ第5節エバートン戦(2-2)でファン・ダイクが右膝前十字靱帯損傷の重傷を負うアクシデントに見舞われる。その代役として、中盤のアンカーを務めるファビーニョがCBにシフトしたが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節ミッティラン戦で負傷離脱を余儀なくされた。
元カメルーン代表DFジョエル・マティプも負傷中のため、CBが不足する緊急事態となっているが、英紙「デイリー・エクスプレス」は「ヘンダーソンはクロップに対し、ファン・ダイクの代役という明確な答えをすでに提示している」と見出しを打ち、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンがCBの緊急オプションになると指摘。昨年末のクラブワールドカップ(W杯)でもCBを務めたことを振り返った。
また、英紙「デイリー・メール」は直近のユルゲン・クロップ監督のコメントを紹介。「ヘンドの他にジニー(ワイナルドゥム)、ジェームズ(・ミルナー)のようなオプションも検討できる。またロボ(ロバートソン)も中央でプレーできる。彼らは(ハビエル・)マスチェラーノより小さくはないが、彼はそのポジションでも上手くやれていた」と、元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノの事例を挙げていた。今後、リバプールの主将がCBに配置される可能性もゼロではなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)