アギーレジャパンの船出に“コア6”!?

 

今後誰が中心となっていくのか

 

 アギーレジャパンの“コア6”とでも呼ぶべきか。ベネズエラ戦を2日後に控えた7日午後の練習の最後に、日本代表のハビエル・アギーレ監督が紅白戦を行った。

 システムは5日の札幌ドームで行われたウルグアイ戦同様に4-3-3。スタメン組はGK川島にDF酒井高、水本、吉田、長友の4バック。中盤は右に細貝、アンカー役に森重、左に柴崎。3トップは右から本田、大迫、柿谷という並びになった。18分30秒間の紅白戦で連携面を確認した。

 このメンバーの中で、ウルグアイ戦で先発した出場したのは川島、吉田、長友、細貝、森重、本田の6選手。ブンデスリーガで得点を量産し、ウルグアイ戦でも周囲が低調な中でアベレージ以上のプレーを見せてきたFW岡崎も先発組に入らなかった。

 故障離脱した主将の長谷部、ドルトムント移籍で招集されなかった香川、負傷離脱中の内田ら不確定要素もあるが、アギーレジャパンの最初の強化合宿ではメキシコ人指揮官のこの6人に対する評価が浮き彫りになってきた。

 もちろん、アギーレ体制はスタートしたばかり。今後、様々な試行錯誤を経てチームの土台が出来上がっていく。その中でどの選手が中核になっていくのか。まずは9日のベネズエラ戦(日産スタジアム)の結果に注目だ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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