「日本の香川に続き…」 ソン・フンミンの“1試合4ゴール”を韓国称賛「系譜を紡いだ」

サウサンプトン戦で4ゴールを決めたトッテナムFWソン・フンミン【写真:AP】
サウサンプトン戦で4ゴールを決めたトッテナムFWソン・フンミン【写真:AP】

サウサンプトン戦4ゴールのソン・フンミンに脚光「アジア人2度目のハットトリック」

 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、現地時間20日のプレミアリーグ第2節サウサンプトン戦で1試合4ゴールの活躍を見せ、5-2の勝利に大きく貢献した。韓国紙「中央日報」は「日本の香川に続きアジア人2度目のハットトリック」に注目している。

 前半32分にイングランド代表FWダニー・イングスに先制弾を献上したが、ここからソン・フンミンが強烈な存在感を放つ。前半アディショナルタイムに同点ゴールを奪うと、後半2分、同19分にも決めてプレミアリーグで自身初のハットトリックを達成。さらに同28分にもゴールを叩き込んで1試合4ゴールと出色のパフォーマンスを披露した。

 ソン・フンミンは2017年3月13日のFAカップ準々決勝ミルウォール戦でハットトリックを達成していたが、プレミアリーグでは今回が初。韓国紙「中央日報」は「“クレイジーな得点力”ソン・フンミン、日本の香川に続きアジア人2度目のプレミアリーグ・ハットトリック」と特集を組んだ。

「プレミアリーグ開幕戦で4ゴールを記録したソン・フンミンが、アジアサッカーの欧州ステージ挑戦で大きな足跡を残した」と報道。「1試合で4ゴールを決めたソン・フンミンは、プレミアリーグ1試合で最多ゴールを決めたアジア人選手となった。単独でのハットトリックはアジア人選手2人目」と続けた。

 “アジア人初”の記録を持つのはMF香川真司(サラゴサ)だ。「日本の香川真司が、ソン・フンミンよりも先にハットトリックを記録している。2013年3月2日、マンチェスター・ユナイテッド時代のノリッジ・シティ戦でアジア人初のハットトリックを達成した」と紹介している。

「それ以来長らく途絶えていた“アジア人プレミアリーグ・ハットトリック”の系譜をソン・フンミンが紡いだ」

 プレミアリーグでアジア人選手2人目となるハットトリックは特大のインパクトを与えている。

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