ライバルへの“愛”を公開削除!? トッテナム新加入MF、SNS上での“企画”に英紙注目

今夏トッテナムへ移籍したDFマット・ドハーティ【写真:Getty Images】
今夏トッテナムへ移籍したDFマット・ドハーティ【写真:Getty Images】

ウォルバーハンプトンから加入のドハーティ、過去にSNSでアーセナル愛を公言

 トッテナムは現地時間8月30日、ウォルバーハンプトンからアイルランド代表DFマット・ドハーティを獲得したことを発表した。かつてSNS上でライバルクラブへの愛を公言していたことを逆手に取り、クラブ公式が行った企画が話題となっている。

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 ドハーティは2010年から10年間、期限付き移籍期間を挟みながらもウォルバーハンプトンに所属。同クラブでは302試合28得点を記録し、昨季もリーグ戦36試合4得点とフル稼働していた。その活躍が評価され、強豪トッテナム移籍を果たすこととなっている。

 一方で、ドハーティは子供の頃からトッテナムにとって永遠のライバルであるアーセナルのファンであり、過去には自身の公式ツイッターでも“愛”を公言。「いつまでも永遠にアーセナルを愛している」「そうさ、僕はアーセナルの大ファンだ!」というツイートをしていた。

 トッテナム加入にあたってはマイナスともなりかねない“過去”だったが、これにクラブ公式SNSが目を付けた。ドハーティがツイッターを操作し、過去のアーセナルに関するツイートを自ら削除する様子を動画として作成し、「“削除”」と綴って投稿。ドハーティが恐る恐るといった様子で取り組み、最後にはユニフォームの胸のエンブレムを叩いて終えるという構成となっていた。

 これを受け、英紙「メトロ」は「マット・ドハーティはバツの悪いツイートをトッテナム加入発表の映像で削除」との見出しで取り上げ、「トッテナムへの移籍が発表された朝、ドハーティのツイッターからアーセナルに関するツイートが少しずつ消えていった」と実際の流れを紹介している。

 トッテナムの投稿の返信欄では「最高のポスト」「これは流行る」「なんてツイートだ」と称賛が集まっていた一方、「ドハーティが本当に嫌がっているように見える」と指摘する声もあった。いずれにせよ、今後は「トッテナムのドハーティ」としてアーセナルの前に立ちはだかることになるはずだ。

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