長谷部誠は「理想的なリベロ」 “レギュラー当確”を現地予想「彼の横で誰がプレーするか」
3バックシステムの継続を予想 「ハセベは再び彼のお気に入りのポジションで…」
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、新シーズンもレギュラーとして中心的な役割を担っていくことになりそうだ。ドイツ地元紙「Usinger Anzeiger」がチーム構築を展望する特集記事を掲載し、そのなかで予想している。
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同紙は「アディ・ヒュッター監督の課題、安定感のあるチームを構築できるか」と題して特集を組み、現地時間22日に行われたPSVとのテストマッチで昨シーズンまでの基本布陣だった3バックシステムを採用したことに言及。「ヒュッター監督は昨シーズン同様、3バックシステムで新シーズン開幕を迎えようとしているようだ。4バックがテストされることは当分ないだろう」として、今後も3バックで戦っていくことになると見ている。
そして、その根拠となるのが長谷部の存在だと指摘。「フランクフルトにはマコト・ハセベという理想的なリベロがいる。彼はビルドアップの時に存在感を出せる選手であり、チームにとってはどうしても必要な選手だ」として、長谷部のリベロ起用がチームにとっての最善策であると強調した。
「ハセベは再び彼のお気に入りのポジションでプレーすることになるだろう。もしもこのブンデスリーガで最年長の選手に休養が必要な場合は、マルティン・ヒンターエッガーが代わりを務める。そのプランもすでにトレーニングで繰り返しテストされている」
リーグ現役最年長選手であり、来季でブンデスリーガでの戦いも14シーズン目に入る長谷部だが、同紙が「ディフェンスラインのポジションのうちの一つはすでに埋まっている。問題は彼の横で誰がプレーするかだ」と評するように、依然として高い評価を受けている。36歳となっても、その存在感は全く衰えていない。
(FOOTBALL ZONE編集部)