来季から年俸1億3000万円で基本合意か

　そして、ペナルティーエリア外からのシュートセービング率は92％でリーグ第5位と、5本の指に入っている。これまでの2つのデータが優秀すぎるだけにインパクトは小さいが、ボックス外からのシュートでは10回に1回もドンナルンマの守るゴールを破ることはできないというデータになっている。

　スペインのバルセロナが獲得に興味を示しているとも報じられるが、ミランはドンナルンマに対するいかなるオファーにも耳を傾けないとしている。今後20年間のミラン守護神であるという評価を首脳陣は下しており、まずは来季をスタートとする年俸100万ユーロ（約1億3000万円）の5年契約を締結するべく、代理人のミーノ・ライオラ氏との交渉をスタートさせ、すでに基本合意には達しているとした。

　ゴールマウスに立てば、日本で言えば高校生の年代とは思えないような風格をすでに漂わせているドンナルンマ。昨年10月25日に記念すべきデビュー戦を2-1勝利で飾ったサッスオーロとのリターンマッチで、節目の勝利を飾ることができるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images