レアルが「スペインの至宝」を50億円で放出? 移籍先の本命はユベントスか

イタリア王者がイスコ獲得に再度乗り出すと伊紙が報じる

 ユベントスが今季終了後、レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコを4000万ユーロ(約50億円)の移籍金で獲得する可能性が急浮上している。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。

 23歳のアタッカーは、今オフの移籍市場の目玉となっている。ラファエル・ベニテス前監督時代に出場機会を失ったが、ジネディーヌ・ジダン監督就任後は出場機会を増やしている。だが、今季のリーグ戦で「終戦危機」に瀕するレアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、サポーターからの批判増大により、”スケープゴート”としてイスコとハメス・ロドリゲスを放出要員としているという。

 レアルは移籍金4000万ユーロで、イスコを移籍マーケットに出すと報じられており、アーセナル、マンチェスター・シティ、チェルシーが争奪戦を展開していると言われている。去就問題が騒がれる”スペインの至宝”だが、同紙によれば移籍先の本命はユベントスだという。ユーベはレアル・マドリードから加入したスペイン代表FWアルバロ・モラタを説得に当たらせる秘策を用意しており、「移籍金1億ユーロの男」と呼ばれるフランス代表MFポール・ポグバの移籍交渉に、トレード要員として引き込む方針だという。

 マッシミリアーノ・アッレグリ監督は開幕前からトップ下の補強を熱望していたが、イスコらスターを獲得できず。インテルからMFエルナネスを獲得するなんとも地味な補強に終わっていた。イタリア王者の2度目のラブコールは、イスコの胸に届くのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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