バルセロナ、クーマン監督招聘で基本合意か オランダサッカー協会と補償金の交渉中と英報道
12年ぶりの無冠に終わり、セティエン監督の解任を発表
キケ・セティエン監督の解任を発表したバルセロナは、後任として現オランダ代表指揮官のロナルド・クーマン監督の招聘が濃厚となっている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、クーマン監督はバルセロナ行きで基本合意に達しており、数日以内に発表される見通しで、現在はオランダサッカー協会と補償金の支払いについて交渉が行われていると報じた。
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バルセロナは今季2007-08シーズン以来となる無冠に終わり、成績不振から今季途中就任のセティエン監督を更迭。リーガ・エスパニョーラでは3連覇を逃し、UEFAチャンピオンズリーグでは準々決勝でドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに2-8と歴史的な大敗を喫していた。
注目の新監督人事だが、OBのシャビ・エルナンデス監督(アル・サッド)の待望論が根強く、前トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ氏らも候補に挙がるなかで、オランダ代表を率いるクーマン監督の就任が確実の情勢だ。
レポートによれば、クーマン監督はバルセロナ行きで基本合意に達しており、数日中に正式発表となる見通しだ。バルセロナは現在、オランダサッカー協会とクーマン監督の引き抜きに対する補償金についての交渉を行っているという。
シャビ監督同様に、クーマン監督も現役時代にはバルセロナでプレー。ヨハン・クライフ氏率いる“ドリームチーム”の一員としてリーガ4連覇などの偉業を達成。現役引退後の1998年から2000年まで、ルイス・ファン・ハール政権下のバルサでアシスタントコーチを務めた経験もある。
57歳となったレジェンドは、指揮官として20年ぶりのバルセロナ復帰が目前となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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