元独代表MFマテウス、古巣バイエルンの”バルセロナ撃破”を予想 唯一の懸念材料とは?
マテウス氏が唯一懸念するのは一発勝負のレギュレーション「何事も起こりえる」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、現地時間8日にベスト16の第2戦を各地で行った。ホームでナポリと対戦したバルセロナは3-1の勝利を収め、2戦合計スコアを4-2として準々決勝進出を決めている。また、ホームでチェルシーを4-1で一蹴したバイエルンも、2戦合計スコアを7-1として、8強進出を決めた。両者は準々決勝で対戦するが、元ドイツ代表MFローター・マテウス氏は、自身の古巣でもあるドイツ王者が圧倒的優位と考えているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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アウェーでの第1戦を3-0で勝利していたバイエルンは、ホームでの第2戦でも前半10分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが先制ゴールを決めると、その後も攻撃の手を緩めることはなく、ゴールラッシュを見せてプレミアリーグで4位となったチェルシーを寄せ付けなかった。一方のバルセロナもアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの先制点などで、難敵ナポリに3-1で勝利し、13年連続でCLベスト8進出を決めた。
ともに快勝で準々決勝進出を決めた欧州を代表する二つのビッグクラブだが、マテウス氏は「バルセロナは自分たちの最高のゲームをする方法を知り尽くしている。でも、バイエルンは多くのミスを犯したり、多くの間違ったことをしたりしない限りは、バルセロナに敗れることはないだろう」と、バイエルンの圧倒的優位を唱えた。
マテウス氏が唯一、バイエルンにとって問題だと考えているのは、新型コロナウイルスの影響により、準々決勝が一発勝負で行われることのようだ。「ただし、一発勝負という条件では、何事も起こりえる。間違ったことをしてしまえば、即座に敗退となる。ホーム&アウェーでは、修正する余裕もあるけれどね」と、予想を語った。
今季、CL準々決勝はポルトガルのリスボンでの集中開催。14日に行われるバルセロナとバイエルンの一戦は、マテウス氏の予想通りの展開となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)