J王者広島が屈辱の公式戦3連敗! ACL敵地ソウル戦で大量4失点で決勝T進出に早くも黄色信号

浅野と野津田のリオ五輪組が先発も堅守崩壊

 堅守で鳴らすJリーグ王者が、まさかの4失点に沈んだ。AFCアジアチャンピオンズリーグ第2節でサンフレッチェ広島は1日、敵地でFCソウルと対戦。大きくメンバーを入れ替えた広島は前半25分にDF千葉和彦がヘディングシュートを決めて先制したが、相手エースのFWアドリアーノにハットトリックを許すなど1-4の大敗を喫し、決勝トーナメント進出に黄信号が灯った。

 広島は初戦の中国1部山東魯能戦で1-2の逆転負けを喫し、27日のJリーグ開幕戦でも川崎フロンターレ戦に0-1で敗戦した。過密日程の中で行なわれる一戦を前に「ここ(アウェー)でもしっかり、我々らしく戦っていきたいと思います」と語った森保一監督はターンオーバーを決断。川崎戦から8人先発メンバーを入れ替えてきた。

 最前線にU-23日本代表FW浅野拓磨、2シャドーにはナイジェリア人FWピーター・ウタカ、ケガから復帰したU-23日本代表候補MF野津田岳人をスタメンで起用する一方、FW佐藤寿人、MF青山敏弘、MFミキッチ、MF森崎和幸らベテランの主力はベンチ外で温存となった。FCソウルは元韓国代表FWチェ・ヨンス氏が監督を務め、広島時代に背番号10を着けた元日本代表MF高萩洋次郎が先発に名を連ねた。

 

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