フル稼働が続くミラン本田 イタリア杯決勝進出を懸けた一戦も先発へ

第1戦スコアは1-0 3部相手にも油断は禁物

 一方、バロテッリに関しては、FWカルロス・バッカがレギュラーとして君臨しているだけに、2トップの1枚として指揮官が納得するだけのパフォーマンスを見せられるかどうかが焦点になる。このゲームで“悪童”が、ミハイロビッチ監督をプレーで納得させられなければ、本格的に4-2-3-1へのシステム変更が行われる可能性は十分にある。レギュラー確保へのラストチャンスと言えそうだ。

 ミランは敵地での第1戦に勝利しているとはいえ、点差は最少の1-0でしかない。3部から躍進中でジャイアント・キリングを狙う相手に対し、本田を含めた前線の選手たちはホームでどのようなプレーを見せられるだろうか。また、連戦続きの本田にとっては終盤戦に向けてコンディション維持が最大の課題になりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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