D・シルバ、神戸移籍確率「30%」 海外メディアが去就予測、最大の“強み”は?
イタリアのラツィオと交渉報道、MLSインテル・マイアミも有力候補
マンチェスター・シティを退団する元スペイン代表MFダビド・シルバの新天地を巡って様々な話が飛び交うなか、海外メディアが候補クラブに移籍する可能性を数値化し、その中にJ1ヴィッセル神戸が含まれている。
2010年にシティへ加入したシルバは、数々の華麗なプレーを繰り出し、チームを牽引してきた。8月に再開されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)まで参戦予定だが、今季限りでの退団が決まっており、今後の去就が注目を集めている。
イタリアのスポーツサイト「Sportcafe24.com」はシルバの去就を予測。イタリアのラツィオが獲得に興味を示し、すでに交渉を行っていると伝え、加入の可能性を「30%」と断定した。「シルバが要求する金額は、チームの予算の範囲を超えている」としながらも、「ラツィオには他のどのライバルにも自慢できるカードを持っている。(来季)CLへの参加は魅力的だ」と続けている。
さらに「(共同オーナーを務める)ベッカムのインテル・マイアミがあり(30%)がある。ヴィッセル神戸にも注意(30%)」と指摘。「インテル・マイアミは数シーズンにわたって契約する金額の準備ができている」と記した一方、神戸の強みにも触れている。
「太平洋の向こう側には、特別なスポンサーを持ったヴィッセル神戸もある。アンドレス・イニエスタは日本に行って晩年を過ごしており、さらにシルバの親友でもある」
スペイン代表で長年共闘し、交友関係を持つMFイニエスタの存在が大きいと分析。シルバにとって“特別なスポンサー”であり、プラスポイントと見ている。
残る10%は母国のラス・パルマスだ。「シルバは数キロ離れた町の出身。地元愛と称賛に囲まれ、計り知れないキャリアに終止符を打つことも可能」と言及。可能性は低いものの故郷に錦を飾る道もあり得ると、選択肢の一つとして挙げている。
すでに交渉を行っているとされるラツィオへの移籍が決まるのか。あるいは他のクラブを選ぶのか。今後の動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)