英紙がプレミア各クラブの「ファンの地元率」を調査 最下位はあの名門に…

圧倒的なリーグ優勝回数を誇る2チームが最下位を争う

 英国では「マンチェスター・ユナイテッドのファンはマンチェスターの町に住んでいない」という古いジョークがある。その真実を確かめるべく、英地元紙「サン」が特集を組んで報じている。

 調査方法は市場調査会社「YouGov」の協力の下、3万7000人の統計データに基づいて各クラブのファン層を調べるというシンプルなもの。 調査結果によると、マンチェスター・ユナイテッドはステレオタイプ通り、地元率39%とプレミアリーグの全20チームの中で最も低かった。マンチェスターはイングランド北西部に位置する商業都市だが、実際にはロンドンなどがある南東部のファンが多かったとレポートされている。

 しかしながら、マンチェスターに近い北西部に位置する工業都市にあるリバプールも、地元率40%となっており、イングランドを代表する歴史ある2チームが最下位を争うという皮肉な結果になっている。

 ロンドンを本拠地とする名門も、地元率が高くないことが調査結果では明らかになっている。トットナムは50%、アーセナルは51%、チェルシーは52%と、五十歩百歩の数字である。首都ロンドンには下部リーグを含めると数多くのクラブチームがあるが、プレミアリーグ所属で最も生粋のロンドンっ子のサポートの率が高いのがクリスタル・パレスで、全体の7位となる73%の地元率を誇っている。

 

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