久保建英、Jリーグ時代からの“変化”は? 元日本代表DFが指摘「タケ・ゾーンを発掘した」

マジョルカで変化したプレースタイル 「日本にいた時よりも、シュートを選択する判断が増えた」

 さらに、今季マジョルカで変化した久保のプレースタイルについても言及。昇格組のマジョルカは立場上、守備的な戦術で戦わざるを得なかったこともあり、久保にとっては孤軍奮闘を余儀なくされる状況も決して少なくはなかったが、それゆえにアタッカーとしての意識にも成長が垣間見えたと指摘している。

「マジョルカに行ってからは、積極的にシュートまで持ち込んでいる印象が強い。日本にいた時よりも、シュートを選択する判断が増えたと思う。ゴールに直結するプレーの意識が高まっていて、貪欲さも増したんじゃないかな。仕掛ける位置もこれまでより高くなったし、“デル・ピエロ・ゾーン”の逆側ではないけど、ボックス外の右側のテリトリーは、マジョルカにとっては“タケ・ゾーン”と言えるチャンスエリアを発掘したと思う」

 マジョルカは2部に降格し、保有元のレアルも外国人枠が埋まっているため、来季は再び期限付き移籍という形で新天地に赴く可能性が高い。その際は改めてポジション争いへのアピールが必要となるが、栗原氏は今季に確立した自信やプレースタイルは、スペインで残した確かなインパクトは来季に必ず活きると太鼓判を押していた。

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(FOOTBALL ZONE編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)



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